この作品は、2018年の東京国立博物館特別展「縄文―1万年の美の鼓動」の展示のために作り、その後一部を改修したものです。 設定は縄文時代の終わり、晩期の東北地方。手には有名な遮光器土偶を持たせました。儀式かお祭りの場面を想定し、服装も少し厳かに、髪には櫛を、両手には腕輪を付けてみました。 ファンドで造形し、アクリル絵具で塗装といういつものパターンですが、服の模様には紙紐を撚って貼り付けています。 これも顔に苦労しました。ライティングによって、目指した険しい顔つきになりますが、まだまだですね。尚、自然光の方が上手く撮れtので、そちらも載せておきます。 (2020.07.19記)