別館1 八ヶ岳の動物

和   名 英   名 学   名
ニホンジカ(ホンシュウジカ) Shika deer Cervus nippon centralis

シカ

 八ヶ岳近辺の自動道路でも出会うことがある。日本に生息するシカ科の動物で、雌で体重20〜60kg、雄で40〜100kgになる。雄の角は毎年生え替わる。イネ科草本や木の葉、ササ、堅果類(ドングリ類)などを季節に応じて食べ、雪の多い地方では、冬に雪の少ない地域へ移動することもあるようだ。
 八ヶ岳付近の北相木村栃原岩陰遺跡でも骨が多量に見つかるが、縄文時代ではイノシシと共に最も一般的な狩猟の対象であった。また八ヶ岳はかつて、秩父山系から美ヶ原を南北に貫くシカの移動ルート「しかみち」にあたっていたとも言われている。

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