横浜の水族館で目にした泳ぐ姿を忘れないうちに造ろうと、猛スピードで仕上げました。が、その後もう一度よく資料を見直してみると、ボリューム感や、皮膚のたるみが全く足りていないことが判明。ほぼ全面的に改修しました。 白単色で、表面もつるつるという、私の粘土細工ではもっとも苦手な部類ですが、プラモデル用の白色サーフェイサーというスプレーで仕上げています。 イルカ・クジラは、単純な形のようですが、実際に作ってみると、そう単純で無いことに気付かされます。特に皮膚のしわや身体のうねりは結構複雑で、単なる流線型とはならないものです。 なお、本作品は2006年「長野市立博物館」にて開催された特別展『骨の動物園』で展示されました。(2014.04.13 記) ※下の写真は、改修前のもの。