縄文時代中期中頃、約4500年前の中部地方での場面を意識して作りました。この時期、この地域ではドングリなどの木の実を特に沢山利用していたと言われており、特別な人物や場面というより、ごく平凡な少女の日常といったイメージです。 ただ、人間はやはり難しいですね。今回も特に顔については、写実性と人形としての可愛らしさと、どっちつかずの中途半端なものになってしまったかも知れません。装束についても色々悩みましたが、あまり派手さは追求せず、無難な線でまとめたつもりです。 次に作る時は、勉強して籠をきちんとしたいですね。(2017.06.06 記)